平成22年度「生活習慣病予防研修会」を開催しました。 |
●生活習慣病の中でも,糖尿病は年々増加傾向が見られますが,自覚症状がないため未受診者や治療中断者が多いという現状があります。糖尿病及び糖尿病予備群を減少させるための最新の知識を習得し,具体的な取組方策の共有と地域における健康づくりの推進を目的として,研修会を開催しました。 |
開催場所 福山市医師会館 4階 演習室
主催 福山・府中地域保健対策協議会
地域・職域連携推進委員会
共催 広島県医師会糖尿病対策推進会議
テーマ 「健やかに生きるための糖尿病予防」
参加者数 88名
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研修会の様子 |
● プログラム
19:00 開会
挨拶 地域・職域連携推進委員会委員 岡田 功(府中地域産業保健センター)
19:05 講演1「あらためて 糖尿病とその治療」〜動脈硬化の進展を防ぐために〜
講師:日本鋼管福山病院 内科医師 箱田 知美
講演2
(1) 食事指導の実際「食事バランスを考えて」
講師:日本鋼管福山病院 管理栄養士 榎本 栄子
(2) 運動療法の実際「日常的にできる運動療法」
講師:日本鋼管福山病院 理学療法士 神尾 昌利
20:30 閉会
挨拶 地域・職域連携推進委員会委員 田川 真也(田川内科医院) |
糖尿病は自己管理が中心となる病気です。より早い時期から血糖コントロールして付き合うことが,動脈硬化の進展を防ぎ,「健康長寿」につながります。糖尿病治療の基本,経口血糖降下薬などの新しい情報についても,わかりやすく説明していただきました。(講師資料1(PDF)) |
 講師 箱田知美先生 |
 講演1の様子 (世界糖尿病デー)
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「食事療法の実際」では,1日の必要エネルギーを求めて自分のエネルギー量を知り,「食事バランスガイド」を使った食事の摂り方について,具体的にわかりやすく説明していただきました。(講師資料2(1)(PDF)) |
 講演2(1)の様子(摂取エネルギーについて) |
 講師 榎本栄子先生 |
「運動療法の実際」では,日常的に継続できる運動について,具体的な実演を交えて,楽しくわかりやすく説明していただきました。
激しい運動ではありませんが,コア(体の内部にある筋肉)を意識し,少しだけ体が温かくなってきました。(講師資料2(2)(PDF)) |
 講師 神尾昌利先生 |
 講演2(1)の様子(コアトレーニングの実際) |