〇 本書について
結核は、患者数及び罹患率(人口あたりの新規結核患者数)が順調に減少しているものの,今でも年間15,000人以上の新しい患者が発生し,約2,000人が命を落としている日本の主要な感染症です(平成30年)。特に結核は高齢者に多い病気で,高齢者施設での対策は非常に重要です。
そこで,「平常時の施設での対応」や「施設内で結核患者が発生した場合,焦らずに対応ができること」を目的として,『結核の基礎知識』及び『施設での結核対策』等,必要な対応やポイントをまとめた本書を作成いたしました。
高齢者の安心・安全をサポートしている高齢者施設職員の皆様が,この資料を活用することで施設の結核対策がなされ,高齢者や地域で結核治療される方へのケアを安心して行っていただく一助となれば幸いです。
〇 本書の閲覧・印刷
「高齢者施設における結核対策集」(PDF)