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平成27年度「感染症研修会(新型インフルエンザ等対策研修)」を開催しました!

平成27年度「感染症対策講習会」開催報告

新型インフルエンザ等の感染症発生時に,迅速かつ的確な対応をとれるよう医療関係者や行政職員など地域の関係者の知識の向上を目的とした感染症研修会(新型インフルエンザ等対策研修)を,次のとおり行いました。
開催日時 平成28年2月8日(月)19:00?20:30
開催場所 福山市医師会館 演習室
主  催 広島県,広島県医師会,福山・府中地域保健対策協議会
参加者数 105名
●プログラム
[小山委員長 あいさつ]

[研修会会場の様子]
19:00 開会あいさつ
福山・府中地域保健対策協議会
感染症対策検討委員会 委員長
 小山 祐介 先生
19:05 情報提供
「新型インフルエンザ等に関する国の動きについて」
広島県健康福祉局 健康対策課
 主査 尾嵜 誠 氏
19:25 講演
「パンデミックのシミュレーション」
広島大学病院 感染症科
 教授 大毛 宏喜 先生
20:15 閉会あいさつ
広島県医師会 常任理事 津谷 隆史 先生
【情報提供】
 新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく特定接種については,平成28年3月に特定接種管理システムが稼働予定。Web上のシステムで登録事項の変更手続きや申請が可能となる。詳細が分かり次第,情報提供する予定。
 感染症法の改正により,感染症の患者の検体を提出すること等を要請できる旨が規定された。円滑,迅速,正確な危機対応が可能になり,国民への注意喚起・情報提供ができるようになる。
 国立感染症研究所によると今シーズン,感染性胃腸炎についてノロウイルスによるものではG?U.17の流行が拡大する可能性が言われている。県内の感染性胃腸炎の流行は,現在は流行状況ではなく,
G?U.17による集団事例は3件である。今後,流行する可能性もある。
 季節性インフルエンザは,平成28年2月3日にインフルエンザ警報を発令した。例年より3週ほど遅れて流行している。全国的にも同様の流行状況である。
(情報提供資料(PDF)はこちら【558KB】)
【講演】 [大毛先生の御講演の様子]
広島大学病院 感染症科 教授 大毛 宏喜先生から「パンデミックのシミュレーション」と題した御講演がありました。
 想定事例として,広島県内の養鶏場でインフルエンザH5N1が発生し,殺処分に従事した職員にインフルエンザ症状が出現。福山市内の医療機関を受診したという具体的な場面でのシミュレーションがなされました。
感染症の発生では,初動が重要である。
行政は何をすべきか。医療機関で何らかの準備が必要か。想像力をもってシミュレーションすることが必要。
診療継続計画は,一番悪いシナリオを想定して,作成していただきたいと話されました。
(講演資料(PDF)はこちら【433KB】)

[研修会会場の様子] [津谷常任理事 閉会あいさつ]

(研修会アンケート結果(PDF)はこちら【361KB】)

 

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