救急の日及び救急医療週間の事業の一環として,介護従事者等の救急法の知識・技術の向上を図ることを目的とした「2015年度(平成27年度)救急講習会」を,次のとおり開催しました。
開催日時 |
平成27年9月6日(日) 13:00~16:30 |
開催場所 |
福山市医師会館 4階 講堂・演習室 |
主 催 |
福山市医師会,福山市,福山府中圏域MC協議会,福山・府中地域保健対策協議会,福山地区消防組合 |
受講者数 |
76名(対象:介護従事者等) |
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● プログラム 13:00 開会あいさつ 福山・府中地域保健対策協議会救急医療委員会 委員長 福山府中圏域メディカルコントロール協議会 会長 大田 泰正 先生 13:10 講演 〔座長〕 福山府中圏域メディカルコントロール協議会 会長 大田 泰正 先生 【講師】 福山市医師会 副会長 医療法人まさよし会 児玉クリニック 院長 児玉 雅治 先生 『もうひとつの救急問題 ~大往生ですか?それとも事件ですか?~』 14:40 オリエンテーション,講義 『介護施設における救急状況』 福山地区消防組合消防局警防部救急救助課 14:55 デモンストレーション 消防指導員によるデモンストレーション,説明及び実技指導 16:00 閉会あいさつ 福山地区消防組合 救急救助課長 植岡 進次 |
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[大田委員長 あいさつ] |
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[講習会会場の様子] |
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【講演】
救急講習では,福山市医師会副会長 児玉 雅治 先生に 「もうひとつの救急問題 ~大往生ですか?それとも事件ですか?~」と題した御講義をいただきました。
高齢者の施設において,入所者等が死亡しているのを発見し救急車を呼んだ場合,警察や医師による検視,検案が必要となり,遺体や施設職員の負担となる。日頃から主治医等と連携して人としての尊厳を守る看取りへの取り組みが大切さであることをお話いただきました。(講義資料(PDF)はこちら【1.138KB】)
[児玉先生の御講義の様子] |
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引き続き,講堂に移動し,福山地区消防組合救急救助課の職員から,介護施設における救急状況についての講義の後,消防指導員の指導の下,12班に分かれた受講者76名が,心肺蘇生法トレーニングマネキンを相手に,実際に施設内で高齢者が倒れたことを想定した心肺蘇生法やAEDの操作方法等について学びました。今回受講された方は,実際にAEDを使用した経験がない人が多かったことから,皆さん真剣に取り組まれていました。
[オリエンテーション・実習風景] |
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[消防指導員によるデモンストレーション 説明及び実技指導] |
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[修了式] [受講生には修了証が発行されました] |
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[植岡課長 閉会あいさつ] |
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